長野県塩尻市に本社と工房を構える丸嘉小坂漆器店が2014年に始動したテーブルウェアブランド。「漆」と「ガラス」の融合で生まれた「漆硝子」の製品を展開する。伝統的工芸品「木曽漆器」を製造する丸嘉小坂漆器店が漆とガラスのマッチングに成功、約20年の歳月をかけ研究を重ね「漆硝子」の開発に至った。「漆」の深みのある艶や日本的な色彩と「ガラス」の耐久性の両方を有し、日常生活で気軽には使いづらいという漆器の難点を覆しながら透明感のある質感を持つのが特長。光を通せば万華鏡のように輝くさまは、思わず目を奪われる美しさだ。日本の伝統的な手仕事と美意識を背景に新しく生まれた「漆硝子」が食卓の可能性を広げてくれる。