2016年6月設立、奈良県桜井市を拠点とする木工所。ともに20代の2人の家具職人が小さな倉庫を借りて木工品を作るところからスタートし、自然素材にこだわった家具を一つ一つ手作りで製作している。「吉野ひのき」を使った椅子づくりが維鶴木工の特徴であり最大のこだわり。吉野ひのきは奈良県吉野で生産される高級木材の1つだ。一般的には「ひのきは椅子に向かない」とされる中、強度、美しさ、香りの良さに優れる吉野ひのきを活用し、生活に寄り添い長く使える椅子を製造。仕上げに使う塗料も天然成分のものを厳選し、どこまでも吉野ひのきならではの良さを引き立たせるものづくりを行っている。生まれてくるのは、経年変化で味わいを増す永く使える椅子。国産木材・吉野ひのきの素晴らしさを生活の中で体感できる。