イギリス・Lloyd Loom Manufacturing社が製造する伝統的なロイドルーム家具の正統派ブランド。1900年初頭にMarshall Burns Lloyd(マーシャル・バーンズ・ロイド)が開発し、世界中に広がったロイドルーム家具。伝統的なラタン(籐)に代わり、紙とワイヤーを織り上げて作られた家具は、その実用性と耐久性から世界を席巻し、100年を超えた今も製造され、アンティーク市場でも高く評価される。その評判から英国製ではないコピー品も多く出回るが、Lloyd Loom Manufacturing社は昔ながらの製法を用いてハンドメイドで製造。その歴史を受け継ぐ存在として、年間2万5000アイテム以上を世界70か国以上に販売している。ウィンブルドンのロイヤルシートやハイクラスホテルにも採用され、ロイドルームの正統としての評価を確固たるものとしている。