2023.12.15 ライフスタイル業界Biz編集部 【EC事業者様必見】AR機能を導入している国内ECをまとめてみた 関連記事 ▶︎ ARと購買意欲の関係性は?革新的な体験で顧客エンゲージメントを高めよう ▶︎ AR技術の進化が引き起こすコンバージョン最適化の変革 INDEX ⚫︎ 楽天⚫︎ Amazon⚫︎ ビックカメラ⚫︎ ZOZO⚫︎ LOWYA⚫︎ Farfetch⚫︎ ニトリ⚫︎ まとめ近年では様々なECでAR導入が進んでいますが、国内利用できるECでAR機能が利用できるECをまとめてみました! ぜひ、EC事業者のご担当者様はご参考ください。 楽天 楽天では「インテリア試し置き」の特設ページを設けており、そこでAR対応商品をまとめて見ることができます。 参考:https://event.rakuten.co.jp/interior/ar/?l-id=event_interior_ar_design_pc_04_bnr_1 アイリスオーヤマ、エアリゾームなど大手メーカーの商品ページもAR対応をしております。 「AR対応商品」マークの表示があるインテリア関連商品がなんと約1,700点も対象になっています。 参考:https://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/1550426.html また、2023年11月に特設ページ「ARで理想のインテリア試し置き」を公開しております。 ここではインテリアコーディネーターの荒井詩万さんがセレクトした商品を、AR機能を使って、お部屋に試し置きすることができます。 楽天ではこのようにAR対応するだけでなく、コーディネーターの方とコラボしてAR認知を広げる活動も活発にしております。 Amazon Amazonでは、「ARビュー」機能が導入されており、2017年にアメリカで導入が始まり、世界各国での提供が進んでおります。そして、2019年には日本での提供も開始されております。 参考:https://www.amazon.co.jp/b?ie=UTF8&node=6350135051 Amazonは他社を圧倒するAR対応商品数があり、大型家具や家電だけでなく、インテリア雑貨や小物など小型商品まで数多くのAR対応をしております。 3Dのクオリティも上がってきており、より商品を購入した場合のお部屋イメージが湧きやすくなりました。 ビックカメラ ビックカメラでは、2018年よりARアプリ「scale post viewer AR」で商品の大きさや色合いを目の前で確認できる「AR家電選び」のサービスを導入しています。 参考:https://apps.apple.com/jp/app/scale-post-viewer-ar/id1281893503 ビックカメラのオリジナルブランドである「TAG label」の商品に対応しており、実店舗で配布する商品カタログをマーカーとして、現実に表示させることが可能です。 (ビッグカメラ公式サイトでの掲載は終了) ZOZO ZOZOでは、2022年より「ARメイク」のサービスが導入されており、ZOZOTOWN上のコスメ専門モール「ZOZOCOSME」で利用可能です。 参考:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000031.000096287.html DIORやEstee Lauder、BOBBI BROWNなど、現在(2023年11月時点)で40ショップ以上が対応しており、アイシャドウ、リップ、チーク、ファンデーション、アイライナー、マスカラ、アイブロウなどを「ARメイク」機能で試すことができます。 メイク機能のON /OFFや濃淡調整機能があるため、実際にコスメを使用した際の色味やテクスチャーをシミュレーションすることができます。 LOWYA LOWYAでは、2019年2月より「LOWYA AR」が導入されています。 参考:https://home.kingsoft.jp/news/beauty/angie/317719.html?from=recent_v2_beauty 同年8月、LOWYA ARの3Dデータを使用し、コーディネートされた3D空間を360度見渡すことができる「LOWYA 360」も発表されました。 Farfetch Farfetchでは、2021年5月スナップチャット内にAR試着ができる専用ページを開設。同ページでは音声操作で試着アイテムが選べる音声コントロール機能を実装しています。 参考:https://wwd.com/feature/snap-partner-summit-ar-fashion-try-ons-social-shopping-1234827330/ 2023年11月、Farfetchが所有する拡張現実 (AR) 専門会社であるテクノロジー企業 Wanna は、高級品のオンライン小売業者が”すべての製品カテゴリに3D体験を提供”できるようにする「Wanna 3D Viewer」をリリースしており、より一層AR技術によってUXの向上を目指す動きが見られます。 参考:https://ww.fashionnetwork.com/news/Farfetch-s-wanna-launches-ar-3d-viewer,1576459.html ニトリ ニトリでは、「サイズwithメモ」のARを活用したサイズ測定機能を導入しています。家具を選ぶ際に重要なスペースのサイズ測定を手軽におこなえ、AR機能を使って、縦・横・奥行のスペースのサイズ測定してメモに残してくれる機能をニトリのアプリ上に取り入れています。 ニトリ公式アプリより引用 まとめ 多くの大手ECがUXの向上を図るため、AR技術を活用していることが分かりました。 EC需要が高まっている近年において、UXの向上はEC事業にとって重要な要素となることを改めて感じ、またAR技術がその一助となることを確信しました。 EC事業に力を入れたい企業様のご参考になれば幸いです。 関連記事 AR試し置きで失敗しない!楽天市場で購入可能な収納ソファ3選 動画広告におけるCPMの重要性と最適化する方法を解説 「トリプルメディア」とは?PESOとの違いも含め解説 楽天市場で見つける!AR試し置き機能のあるリビングチェスト4選 「マーケティングミックス」とは?4Pから7Pへと進化する現代のビジネス戦略 「アーンドメディア」とは?SEOにも関わるメディア形態を解説 SEOにも活用できる「Podcast(ポッドキ... 「SEO内部対策」とは?外部対策との違い... この記事を書いた人 ライフスタイル業界Biz編集部 家具やインテリアのビジネスの裏側を楽しく探求するサイトで、ライフスタイル業界の最新情報をカジュアルにお届け。ビジネスマンから一般の方まで、新しい視点でのライフスタイルの提案をします。