「Typeform(タイプフォーム)」とは?主な機能から料金表まで解説

Typeformは、スペイン・バルセロナに本社を置く企業が開発したフォーム作成ツールです。このツールは、プログラミングの知識が不要で、APIを使って外部サービスと連携可能です。画像選択、一問一答形式のフォーム作成、スマートフォン対応など、多くの特徴があります。この記事では、Typeformの特徴から使い方、料金プランまで詳しく解説します。

 

1. Typeformとは?

Typeformは、スペイン・バルセロナに本社を置く企業が開発したフォーム作成ツールです。このツールは、プログラミングの知識が不要で、誰でも簡単にフォームを作成できるという特徴があります。また、APIを利用して外部サービスと連携が可能です。これにより、より多機能なフォームが作成できます。さらに、Typeformは多くのテンプレートを提供しており、初心者でも簡単にフォームを作成できます。これらの特徴により、Typeformは多くの企業や個人に利用されています。特に、マーケティング調査や顧客フィードバックの収集、イベントの参加登録など、多岐にわたる用途で活用されています。

プログラミングスキルは不要

Typeformは、プログラミングの知識が一切不要です。GUI(グラフィカルユーザーインターフェース)を用いて、ドラッグ&ドロップやクリック操作だけでフォームを作成できます。これにより、技術的なスキルがない人でも気軽に利用できます。

APIとの連携

TypeformはAPIを提供しており、これによって外部サービスとの連携が可能です。例えば、Google SheetsやSalesforceといったサービスとデータを連携させることができます。これにより、フォームから得られたデータを効率よく管理・分析することが可能です。

 

2. Typeformの使い方

Typeformの使い方は直感的で、誰でも短時間でマスターできます。公式サイトにアクセスし、「Get started – it’s free」ボタンをクリックすることで、簡単なアカウント作成プロセスが始まります。必要な情報を入力してアカウントを作成した後は、「Create typeform」ボタンをクリックして質問内容を設定します。これだけで、基本的なアンケートフォームが作成できます。また、Typeformはデフォルトで英語表記ですが、設定画面から日本語に変更することも可能です。さらに、Typeformには多くのテンプレートが用意されているため、独自のデザインや質問形式を選ぶこともできます。

テンプレートの活用

Typeformには多種多様なテンプレートが用意されています。これらのテンプレートを活用することで、時間をかけずにプロフェッショナルなフォームを作成することができます。例えば、顧客満足度調査や商品レビュー、イベント登録など、目的に応じたテンプレートが用意されています。

カスタマイズの自由度

Typeformでは、テンプレートをそのまま使用するだけでなく、多くのカスタマイズオプションが用意されています。質問の種類や回答形式、さらにはフォームのデザインまで、細かく設定することができます。これにより、企業やプロジェクトのブランドに合わせたフォームを作成することが可能です。

 

3. Typeformの料金

Typeformはさまざまなニーズに対応した料金プランを提供しています。制限はあるものの無料プランも存在し、お試しで利用することも可能です。
一方で、有料プランではより多くの質問が可能であり、高度なカスタマイズや分析機能が利用できます。

プラン名月額利用可能ユーザー主な機能
free plan無料1人3つのフォーム作成など各種制限あり
Basic25USD(約¥3700)1人無制限のタイプフォーム、無制限の質問
Plus50 USD(約¥7500)3人Typeformブランドロゴの削除、カスタムサブドメインの追加
Business83 USD(約¥12400)5人コンバージョントラッキング機能、優先サポートとライブチャット機能

有料プランの追加機能

有料プランでは、無料プランでは利用できない多くの追加機能があります。これには、より多くの質問ができること、高度なカスタマイズが可能であること、専門のサポートが受けられることなどが含まれます。
また、より大きなビジネスに対応するためのプランも用意されています。そちらは問い合わせが必須となるため、公式サイトでの確認が必須となります。

 

4. Typeformについてのよくある質問

Typeformの利用に際して、APIの活用や他のフォーム作成ツールとの比較がよく問われるテーマです。
特に、APIの使い方やTypeformとSurveyMonkeyの違いは、新規ユーザーだけでなく、既存のユーザーからも頻繁に質問されるポイントです。

APIの活用例

TypeformのAPIは多機能であり、さまざまな外部サービスとの連携が可能です。
CRMツールとの連携で顧客データを一元管理したり、メールマーケティングツールと連動させて効率的なキャンペーンを展開することができます。また、TypeformのAPIを活用することで、自動化されたフローを作成し、作業効率を大幅に向上させることが可能です。

TypeformとSurveyMonkeyの機能比較

TypeformとSurveyMonkeyはどちらも人気のフォーム作成ツールですが、いくつかの重要な違いがあります。
Typeformはユーザーエクスペリエンスに特化しており、一問一答形式や画像選択などの独自の質問形式を提供しています。
SurveyMonkeyは、多様な質問形式と高度な分析機能を備えており、特にビジネスでの利用に強みを持っています。このような違いを理解することで、目的に応じて最適なツールを選ぶことができます。

 

5. 事例紹介

Typeformの多機能性と柔軟性が支持され、AppleやAirbnb、Uber、Nikeなど多くの企業に採用されています。

AirbnbでのTypeform活用

Airbnbでは、Typeformを用いてゲストからのフィードバックを効率的に収集しています。
特に、滞在後に自動的に送られるアンケートフォームによって、ゲストの満足度や改善点をリアルタイムで把握しています。このデータはその後、サービス改善や新しいプロモーション戦略の策定に活用されています。

UberにおけるTypeformの利点

Uberでは、Typeformを用いてドライバーからのフィードバックを集めるだけでなく、新サービスのテストフェーズにおいても活用しています。
具体的には、新しい機能が導入された際に、その機能に対するドライバーの反応や意見をTypeformを通じて収集。これにより、サービスの改善や新機能の調整が迅速に行えるようにしています。

 

まとめ

Typeformは多機能かつ使いやすいフォーム作成ツールです。
無料プランも存在するため、まずはそちらの利用をお勧めします。多くの企業や個人が利用しており、評判も非常に高いツールのです。興味があれば、ぜひ一度試してみてください!