50%が「分かりづらいHPを避ける」と回答!大手メーカーが新規外注先を決める基準は?

大手メーカーが新規外注先を選定する際には、どのようなポイントが重視されるのでしょうか?
本記事では、テクノポート株式会社が行った調査「大手メーカーの新規外注先選びのポイントとは?」から分かった求める外注先の特徴や、どのようにして選定されるのかをご紹介していきます!

 

50%が「分かりづらいHP」を避ける!新規外注の選定ポイントとは?

新規外注先を探す理由として、最も多かったのは既存外注先では対応できない技術的な問題が生じたからであり、43.2%の企業がこの理由を挙げています。

また、既存外注先は不具合が多く品質面で不安だったからが32.4%、リスク分散のため2社以上の購買体制が必要になったからが27.9%という結果となりました。
このことから、技術的な問題や品質の不安、リスク分散の必要性が新規外注先を探す主要な理由となっていることが分かります。

検索エンジンからの発注も54%と高い数値に

新規外注先を探す際に利用される情報収集手段として最も多かったのは、付き合いのある商社や外注先からの紹介であり、64.0%の企業がこれを利用しています。

次に多かったのが検索エンジン(Google、Yahoo、Bingなど)で54.1%という結果になりました。

また、検索の時のキーワードの調査結果もあり、自社ホームページのSEO指標にも利用できます。

商社や既存の外注先からの紹介が多く利用されている一方で、インターネット検索も重要な情報収集手段となっていることが分かります。

 

 

64%がHPデザインが選定に影響すると回答

発注候補先企業を絞り込む際に、ホームページ上で重要視される項目として加工事例(実績)が56.8%、会社の規模が52.3%、取引先が51.4%という結果が出ています。

また、64.9%の企業がホームページのデザインが発注先の選定に影響すると回答しており、特に特徴が分かりづらいホームページの企業は50.5%が候補から外すと答えています。


これらの結果から、ホームページのデザインや内容が企業の選定に大きな影響を与えることが分かります。

82%が「特化した業者」に好印象

調査によると、82.9%の企業が何かに特化している業者の方が良い印象を受けると回答しています。

これは、特化している業者の方が専門性や信頼性が高いと見なされるためでしょう。この結果から、特定の技術や強みをアピールすることが新規外注先として選ばれるための重要なポイントであると言えます。

 

まとめ

大手メーカーが新規外注先を選定する際には、技術的な問題や品質の不安、リスク分散の必要性が主要な理由となっています。
また、情報収集手段としては商社や外注先からの紹介が多く利用される一方で、検索エンジンも重要な手段となっています。
さらに、ホームページのデザインや内容が企業の選定に大きな影響を与えており、特に特化した業者が好印象を持たれる傾向にあります。
これらの結果から、特定の技術や強みをアピールするホームページ作りが新規外注先として選ばれるための鍵となるでしょう。

引用:【大手メーカーの新規外注先選びのポイントとは?】半数以上が〜(略)
提供企業:テクノポート株式会社