「契約まで対面なし」も当たり前の時代に。BtoB企業に聞いてみた打ち合わせスタイル

ビジネスのデジタル化が進む現代では、BtoB企業の打ち合わせ方法も大きな変革を遂げています。
本記事では、株式会社ワンズマインドのビジネスマッチングサービス「比較ビズ」による最新の調査結果から分かった、BtoB企業の商談方法の現状とその背後にあるトレンドをご紹介していきます!


 

打ち合わせの半数がオンライン!対面は27%という結果に

BtoB企業の打ち合わせ方法の中で、最も多いのはオンラインです。調査対象の企業のうち52.5%がオンラインでの打ち合わせを行っており、次いで対面が27.0%、メールが13.5%、電話が7.0%という結果となっています。このデータからも、オンラインでの商談が主流となっていることがわかります。

また業界別に見てもオンラインの割合は多く、建築業界など「現地で実物を確認する」必要性が高い業界以外は、今後もその比率が増えることが予想されます。

 

Zoomがシェア1位!オンラインミーティングの先駆けSkypeはわずか4社

オンラインでの打ち合わせツールとしては、Zoomが圧倒的に多く使用されており、次いでGoogle Meet、Teamsが続きます。

Zoomは99社、Google Meetは55社、Teamsは27社が使用しており、オンラインミーティングの先駆けであったSkypeはわずか4社に留まっています。

 

 

チャットツールの使用状況

チャットツールとしては、LINEが最も多く使用されています。LINEを使用する企業が11社、次いでChatworkが8社、Teamsが5社、Slackが2社となっています。特にLINEの利用が多い背景には、税理士や建築会社などが消費者とのやり取りを行う際に適しているためと考えられます。

 

契約までに対面する?「しない」が最も多い結果に

契約までに対面するかどうかについては、「対面せずに契約することがある」が42.0%で最も多く、次いで「基本的には対面せずに契約する」が21.5%、「必ず対面してから契約する」が36.5%となっています。

業界別では、建築業では93.3%が必ず対面してから契約するのに対し、情報通信業では25.3%が対面を重視していません。この違いは、サービス提供の地域性や人柄の重要性によるものと考えられます。

 

まとめ

BtoB企業における打ち合わせ方法や連絡手段は、オンラインの利用が急増しており、特にZoomやGoogle Meetが主流となっています。
契約に関しても、対面を重視しない企業が増えており、業界による違いも見受けられます。これらの変化は、今後も続くと予想され、ビジネスのデジタル化がさらに進むことが期待されます。

引用:BtoB企業の打ち合わせは「オンライン」が主流の時代に。ツールのシェア1位は「Zoom」、2位は「Google Meet」の結果に|比較ビズ
提供企業:株式会社ワンズマインド/比較ビズ