2024.02.13 ライフスタイル業界Biz編集部 今話題沸騰中のVsionProについて発売時期やスペックなどまとめてみた! 関連記事 ▶︎ ARと購買意欲の関係性は?革新的な体験で顧客エンゲージメントを高めよう ▶︎ AR技術の進化が引き起こすコンバージョン最適化の変革 INDEX ⚫︎ VisionProとは⚫︎ 発売日⚫︎ 製品特徴⚫︎ Facetime⚫︎ AR/MRの可能性⚫︎ 家具のARVisionProとは https://youtu.be/IY4x85zqoJM?si=Pe-wxPMWxNjfQol3 VisionProとは、2024年2月にAppleから発売したゴーグル型のXRデバイスです。 公式サイトでは「空間コンピュータ」と表現されているように、デジタルと実空間を複合させるゴーグルで、モニターを必要とせず空間そのものにデジタル情報を映し出すことができます。 このようなXRデバイスが近年様々な企業から発売されていますが、ついにAppleからも発売されました。(現状アメリカでのみ販売) VisionProのどこがすごいのか、商品特徴をご紹介します。 発売日 米国では2024年2月2日発売で、すでにオンライン・店舗で販売開始しています。 現地で購入することは可能ですが、言語設定は英語のみで日本語対応はしていないので注意です。 日本やその他の国々では、2024年下半期に販売が検討されています。 製品特徴 価格 アメリカ国内のAppleオンラインショップ・直営店にて$3,499〜販売されています。 3段階のストレージ展開があり、価格は以下の通りです。 256GB:3,499ドル 512GB:3,699ドル 1TB:3,899ドル 日本円にして50万円オーバーと、これまで発売されてきたXRデバイスの中でもかなりの高額製品です。 重さ 600〜650 g 画質 4Kディスプレイ(829万画素)の約3倍である2300万画素、画素中心間の距離を示す尺度である「pixel pitch(ピクセルピッチ)」も7.5マイクロということで、かなりの高解像度です。 M2チップとR1チップ コアはM2とR1のデュアルチップ搭載で、このR1チップというのがVisionProの専用プロセッサーとして設計されたものになります。 R1チップによって、センサーが読み取った手・目・声のトラッキングの情報処理や操作のレスポンス速度の低遅延化が実現されています。 音響 VisionProでは先進的な空間オーディオシステムが搭載されており、それぞれの頭や耳の形に合わせてパーソナライズされた臨場感のある音響を体験することができます。 ウィンドウ配置 https://youtu.be/IY4x85zqoJM?si=_A-IAY1o2Ldt7T2c 手の操作で好きな位置にウィンドウを複数配置することができ自由度が高く、かなり近未来感があります。 つまんで引っ張る動作をすれば、ウィンドウを拡大することができます。 オクルージョンに関しても、違和感なく自然です。 ビデオキャプチャー/空間フォト https://youtu.be/IY4x85zqoJM?si=_A-IAY1o2Ldt7T2c カメラやセンサーが複数搭載されており、動画を立体的に撮影/再生することができます。 VisionProで撮影した動画は、再生すると首の角度に応じて動画内の視点角度も変化し、まるでその場にいるかのように再生することができます。 https://youtu.be/IY4x85zqoJM?si=_A-IAY1o2Ldt7T2c 撮影したパノラマ写真は囲うように表示されるため、かなり迫力がありそう。 Facetime Facetimeでは相手の顔が実物大で表示されるようになり、また「ペルソナ(アバター)」の設定を行うことでプライバシーを守りながら表情や身振り手振りを使ったコミュニケーションを取ることが可能になります。 https://youtu.be/IY4x85zqoJM?si=_A-IAY1o2Ldt7T2c AR/MRの可能性 ここまでの画質良さやオクルージョンの精密さがあれば、オンラインショッピングなどの日常的なシーンでも違和感なく使用できるのではないでしょうか。 近年服のオンライン試着や家具の試し置きのようにAR/MR技術が活用されておりますが、より現実に近い使用感でXR技術がインフラとして機能する日も近いかもしれません。 家具のAR 「家具のAR」ではインテリアなどの試し置きを可能にし、顧客体験(CX)向上の効果が期待できます。 家具のARの強みは、何と言っても複数同時配置ができる点にあります。 例えば、ソファやテーブルをそれぞれ違った位置に配置することでお部屋をコーディネートすることができます。 その他に、 ・Web上で動くARのため、アプリ開発・普及コストが不要 ・3DデータからARデータへ自動変換 ・管理画面で発行したURLをコピペでサイト実装できる 以上のような特長があります。 簡単にAR技術を導入できる点がこの「家具のAR」サービスの大きな利点です。 関連記事 Meta Quest 3 と Quest 2の違い CES(カスタマーエフォートスコア)とは?基本の「き」を解説! 毎月30台以上売る自動車整備工場の広告費とマーケティング戦略 「OpenAI」とは?人類全体の利益を優先する研究組織の実態 楽天市場で見つかる!AR試し置きできるオススメテレビ台5選 「サステナブル」ってなに?投資の世界でも重要視される新時代の取り組み 進化するマーケティング。EC成功に導く... 「CAC」とは?計算方法からLTVとのバラ... この記事を書いた人 ライフスタイル業界Biz編集部 家具やインテリアのビジネスの裏側を楽しく探求するサイトで、ライフスタイル業界の最新情報をカジュアルにお届け。ビジネスマンから一般の方まで、新しい視点でのライフスタイルの提案をします。