約40%が「解像度が高い・低い」の意味を理解していない?

ビジネス用語の中には、特定のシチュエーションで使用される言葉があります。
その中でも「解像度が高い・低い」という表現を、最近よく耳にすることは多いのではないでしょうか?

ビジネスシーン以外でも度々聞く言葉ですが、この言葉が実際にどれだけ理解され、使用されているのかについては不明な点が多いです。
本記事では、株式会社リクエストエージェントが実施したアンケート調査により、この言葉の認知度と使用状況について明らかになりました。


意外にも知らない人が多い?解像度のホントの意味

「解像度」という言葉はもともと画像の鮮明さを示す技術用語ですが、最近では「物事の状況をクリアに理解する」という意味で使用されるようになりました。
しかし、実際にどれだけの人がこの用語を理解し、使っているのかは明らかではありません。
そこで、日本国内で働く20代から50代の500名を対象に、この言葉の認知度について調査が行われました。

調査によると、約43%の人が「解像度が高い・低い」の意味を知らないと回答しました。また、職場でこの用語を使用している人はわずか16%にとどまりました。

 

そもそも解像度ってわかりやすい?55%が「いいえ」

また、男女別の認知度では、男性が63%、女性が52%と、やや男性の方が認知度が高い結果となりました。
年代別では20代の71%が意味を理解している一方で、50代では45%にとどまっています。この結果から、年齢が上がるにつれて言葉の認知度が低くなることがわかります。

さらに、「解像度」の言葉がわかりやすいかどうかについては、男女ともに45%が「はい」と答え、55%が「いいえ」と答えました。

年代別でもほぼ同様の結果が出ており、約半数がわかりやすい言い回しではないと感じていることが明らかになりました。

 

まとめ

今回の調査結果から、「解像度が高い・低い」という言葉は、まだ多くの人に十分に理解されていないことがわかりました。
特に年齢が高い人ほどこの言葉を知らない傾向があるため、対外的なコミュニケーションでは使用を控えるべきでしょう。
また、職場内でも一部の人しか使用していないことから、社内での使用も慎重に検討する必要があります。
言葉の意味が十分に伝わらない場合、誤解を招く可能性があるため、相手の理解度を確認しながら使用することが重要です。

引用:「解像度が高い・低い」の認知度アンケート調査
提供企業:株式会社リクエストエージェント